髙橋節郎の漆芸

期間:2011年11月12日 ~ 2011年12月18日
場所:砺波市美術館 企画展示室
時間:午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで)
髙橋節郎(1914-2007)を特集いたします。髙橋は日展、日本現代工芸美術展を舞台にすぐれた仕事を次々と発表しました。日本芸術院会員で文化勲章受章者でもあるその仕事を 豊田市美術館 髙橋節郎館の所蔵品より紹介します。

* * *

髙橋節郎(1914-2007)は大正3年、長野県安曇野市穂高北穂高に生まれました。東京美術学校工芸科漆工部、同校研究科を修了後、新文展・日展、日本現代工芸美術展を中心に活躍しました。昭和16年、27歳の時に新文展で特選、昭和26年に日展特選・朝倉賞を受けました。昭和39年には日本芸術院賞を受賞。漆芸技法を駆使した、抒情味あふれるすぐれた作品を次々と発表し、昭和56年に日本芸術院会員となり、平成9年には文化勲章を受章しています。伝統的な漆工芸に現代的な感覚を導入したその仕事は高く評価されました。
髙橋は東京美術学校在学中、同校で助教授の職にあった山崎覚太郎(1899-1984)に師事しています。また、井波の横山幸文(1942-2002)は髙橋の薫陶を受けており、富山の美術ともつながりのある作家です。
この展覧会では、豊田市美術館 髙橋節郎館の所蔵品より構成し、現代の漆芸を牽引した髙橋節郎の世界をご覧いただきます。

主 催  砺波市美術館・公益財団法人砺波市文化振興会、読売新聞北陸支社、美術館連絡協議会
共 催  富山テレビ放送
後 援  となみ衛星通信テレビ、エフエムとなみ、となみ芸術文化友の会
協 賛  ライオン、清水建設、大日本印刷、損保ジャパン、富山県民芸術文化祭実行委員会
協 力  豊田市美術館、(財)高橋記念美術文化振興財団

会 場  砺波市美術館 1階企画展示室
会 期  平成23年11月12日(土)~12月18日(日)[32日間]

展示内容 漆パネル、木芯乾漆、漆版画、墨彩画 45点



観覧料
一般500円
高校生以下、身障者(介護者1名を含む)無料
※( )内は前売料金、20名以上の団体料金、65歳以上の方の減免料金
お問合せ先
砺波市美術館
℡0763-32-1001


地図を拡大する