増山城の公開講座を開催します。
今回は城郭調査の基本ともいうべき「縄張り」に焦点をあてます。
城郭では地形を考慮して防御を固めるために、郭の配置や石垣、堀
あるいは天守、隅櫓、多門櫓、門などの構成を計画し設計することを
「縄張り」と呼んでいます。戦国時代に発達し、江戸時代の初めには
最も複雑な構成ができあがりました。
講師は、北陸城郭研究会会員の佐伯哲也氏。
縄張図作成を通した城郭研究を基本とし、全国の中世城館1500箇所を踏査した
実績をもつ方で、いわば縄張りのスペシャリスト。
講座では膨大な数の縄張り図をスライド投影しながら、比較検討を行います。
堅牢な縄張りを誇る増山城の歴史をどのように紐解くのか、
お城ファンならずとも必見の講座です。
どなたでも自由に参加できますので、ぜひ聴講ください。
資料代 200円 |
定員 200名(どなたでも参加可能です) |