砺波市文化祭 第9回砺波市美術協会員展・安城文化協会交流展

期間:2013年3月9日 ~ 2013年4月7日
場所:砺波市美術館 企画展示室・市民ギャラリー
時間:午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで)
砺波市文化祭
第9回砺波市美術協会員展・安城文化協会交流展

砺波市美術協会は昭和29年に創立され、会員相互の美術活動を通じて芸術文化の振興に努めており、砺波市展への出品協力、チャリティー頒布展など様々な活動を行っています。本展では、砺波市美術協会会員121名の作品展示と愛知県の安城文化協会との交流展を開催します。

内容
砺波市美術協会員(日本画、洋画、彫刻、工芸、書、写真)6部門より近作100点
平成24年度砺波市展の市展大賞、市展賞受賞者の招待作品
安城文化協会会員の作品

主催 砺波市美術協会、砺波市美術館・公益財団法人砺波市文化振興会

共催 砺波市文化協会、北日本新聞社

後援 砺波市、砺波市教育委員会、北日本放送、富山テレビ放送、チューリップテレビ、
   となみ衛星通信テレビ、エフエムとなみ、となみ芸術文化友の会

「第9回砺波市美術協会員展・安城文化協会交流展について」
砺波市美術協会会長 山勢慶三
例年の砺波市文化祭行事に参加して行われる砺波市美術協会員展は、今年は砺波市文化協会の肝入りで、安城文化協会(愛知県)との交流活動で夜高・芸能・文芸等の取り組みに続く、美術交流活動として、取り組みます。日本画をはじめとする安城文化協会・会員のみなさまの作品を、5部門に亘って当会員作品と同列に飾らせていただくことになりました。これまでのトルコ・オランダ友好美術展とは一味ちがった展覧会になりそうです。  私たち協会としては、突然の交流話で、安城市について少しは知らなければと、勉強したことについて書きますと、愛知県中南部、岡崎平野の中央部に位置し、明治24年(1891)東海道本線安城駅が設置されて、駅を中心に発展したそうです。地域全体としては、明治14年、明治用水が開通したからできた町でもあり、日本のデンマーク農村と称される先進農業地帯として発展してきました。戦後は自動車産業の発展に伴い、関連機械工業の増加する地域として、昭和63年(1988)には新幹線の三河安城駅が設置されるなどで、農業と工業が共存する都市のようです。また芸能文化については、無形民俗文化財として有名な三河万歳の発祥の地でもあります。  昭和27年(1952)市制施行され、現在15万人の人口を容すると聞いています。私たちの市と比較すると、人口が3倍ぐらいの大きな地方都市です。これからの安城文化協会と私たち砺波市美術協会と会員相互の交流をどのよう計ってゆくのか。美術交流の今回の展覧会の取り組みを、実りあるものにすることで、次の交流展の展望を開きたいものだと思います。そのためにお互いをまず知り合うことから始めたいものです。



観覧無料


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