土門拳の昭和

期間:2013年4月13日 ~ 2013年6月2日
場所:砺波市美術館 企画展示室・市民ギャラリー 
時間:午前10時~午後6時 ※4月23日(火)~5月6日(月・振休)のチューリップフェア期間は無休、観覧時間は午前8時30分~午後5時30分になります
 「昭和」の姿を写真に収め、見る人々へ多大な啓発を促した写真家・土門拳(どもん・けん 1909~1990)。強いメッセージ性を持った土門の写真論はアマチュア写真家を鼓舞し、以後の日本写真界に大きな影響を与えました。

 「鬼の土門」と呼ばれるほどに執拗な姿勢で、被写体に極限まで迫った写真は力強く、今なお多くの写真ファンを魅了しています。

 本展は土門拳の写真人生をふり返りつつ、彼が捉えた昭和の写真を展示します。第一線で活躍した日本人写真家の写真芸術をとおして、昭和史の重要場面に触れていただける絶好の機会となることでしょう。

 本展は土門の生誕100年を記念して国内巡回され好評を博した「土門拳の昭和」より、土門拳記念館の所蔵品により構成するものです。県内においては平成11年の富山県水墨美術館の展覧会以来、久々の土門拳の特集展であり、約300点を一堂に陳列いたします。2013となみチューリップフェア特別展として開催いたします。



藤森 武さん講演会「わが師 土門拳を語る」
日時=4月13日(土)午後2時~3時30分頃
会場=砺波市美術館 2階 市民アトリエにて
内容=
藤森武さんは、20歳で土門拳(当時53歳)に弟子入りし、助手として彼の仕事を間近に見てきた方です。
土門拳晩年の代表作「古寺巡礼」撮影の体験秘話や
土門の写真に込めた美学、貴重なスナップなど
知られざるその素顔についてお話いただく予定です。
昭和を駆け抜けた写真界の巨人・土門拳の人間像に触れ、作品をより深くご覧いただける機会にして頂ければと思います(聴講無料)。
観覧料
大人(高校生以上)1,000円(団体・前売900円)
小人(小・中学生)300円(団体・前売200円)
小学生未満無料
※チューリップフェア期間中は、チューリップフェアのチケットで観覧できます。
また、土門拳展チケットで、チューリップフェアに入場できます
同時開催(常設展示)
1月4日(金)~6月2日(日) 工芸の秀作(館蔵品展)
4月9日(火)~6月2日(日) 下保 昭(日本画)
4月9日(火)~6月2日(日) 清原啓一(洋画)
※いずれも土門拳展チケットでご覧いただけます


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