となみ城郭クロニクル

期間:2013年9月1日 ~ 2013年10月31日
場所:となみ散居村ミュージアム(砺波市太郎丸80)
時間:午前9時~午後6時
 砺波市内の城郭をすべて網羅した企画展を行います。

 その名も民具館第23回企画展「となみ城郭クロニクル」


 近年は稀にみる戦国城郭ブームです。

 ひこにゃん人気の彦根城(滋賀県)では入場に1時間待ちの行列ができ、名古屋城(愛知県)では「おもてなし武将隊」が女性ファンを虜にし、“天空の城”竹田城(兵庫県朝来市)は観光客の増加で石垣が崩れるほどです。

 では、砺波市のお城はどうか?

 国指定史跡の増山城跡は縄張りの規模と良好な保存状態でその名を全国に轟かせています。でも実は増山城跡以外にも越中戦国史を紐解く上で欠くことのできない、いくつもの素晴らしい城郭が市内に存在しているのです。

 今回の企画展では、測量調査や地中レーダ探査を行った安川城跡や平成24年度に発掘調査を行った御館山館跡など最新の成果をふんだんに盛り込み、個々の城郭を縄張り図入りのパネルや出土品などによって紹介します。
 
 市内の城郭に焦点を当てて展示する又とない機会ですので、どうぞご覧ください。



取り扱う城郭
隠尾館跡(近年まで城主子孫が住んでいた)、安川城跡(別名鬼ヶ城)、小倉の土居(土豪の居館)、鷹栖館(別名小倉殿館)、御館山館跡(発掘で地震痕跡を確認)、増山城跡(言わずと知れた国指定史跡)、壇城(居館と詰め城のセット)、千代ヶ様城(堀切の二重竪堀)、館の土居(地頭の居館か)
休館日
水曜・第3木曜
協力
砺波市教育委員会


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