至高の精神展15 加治晋-絆のイコン-

期間:2014年2月1日 ~ 2014年3月2日
場所:砺波市美術館 2階 市民ギャラリー
時間:午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで)
至高の精神展 IN SPIRITU ALTISSIMOは、多様な展開を見せる現代美術の分野で活躍している作家を紹介する展覧会です。
 第15回目となる今回は、黒部市在住の彫刻家 加治晋の作品を紹介します。加治は、1962年富山県新湊市(現・射水市)に生まれます。金沢美術工芸大学彫刻科に進学、石彫を専攻し在学中から団体展に発表を始めます。1987年に同大学大学院彫刻科修士課程を修了後、彫刻家・清水九兵衛(1922~2006)に師事します。2年間の京都での研究では、金属素材を扱う技術を学びます。その後は、帰郷し本格的に作家活動を開始します。活動の初期には、御影石を使用して「家」を主題とした建築的な大型作品を制作しています。1991年の美ヶ原高原美術館における第7回ヘンリー・ムーア大賞展ではエミリオ・グレコ特別優秀賞を受賞し、気鋭の彫刻家として注目を集めました。引き続きグループ展や個展で精力的に発表を行い、県内の展覧会にも多く招待されています。
 近年は、大理石を中心としてアルミニウムなど金属素材を取り入れ円を意識した造形を行い、西洋美術史の古典的なテーマを融合させた作品を制作して、表現の可能性を拡げています。今回の展覧会では、「絆のイコン」をテーマとし、創作した作品を中心に会場構成を行い、加治晋の世界を紹介します。




関連催し:アーティストトーク(参加無料)
日時:2月2日(日)午後3時より
会場:2階 市民ギャラリー
講師:加治 晋さん(出品作家)
関連催し:公開制作(観覧無料)
日時:2月22日(土)午前10時~午後3時
会場:2階 市民アトリエ
講師:加治 晋さん(出品作家)


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