北方心泉さんは、金沢常福寺の書僧です。明治10年に京都東本願寺の命により支那布教教務係として、渡清されました。そこでは本来の布教任務と共に多くの文人と交流を深められ、書に詩作に深い学識を発揮されたことは衆知の事実です。その中で富山に心泉さんの揮毫になる碑が8基(1基損壊)もある事に興味を覚え調べ始めたのが事の発端です。
常福寺(金沢市)、井波別院瑞泉寺、浄光寺(砺波市)、光證寺(高岡市)、真敬寺・常願寺(南砺市)他多くの方々の賛同を得まして開催することになりました。まだまだ不勉強な中での開催ではありますが、これを機に多くの方と心泉さんを語り、新たな発見があればこれに勝ぐる幸はございません。
講演会
「心泉のなぞなぞ」
と き:9月6日(土)午後2時より
ところ:砺波市美術館 2階市民アトリエ
講 師:三田良信先生(北方心泉顕彰会顧問)
「北方心泉と中国布教」
と き:9月8日(月)午後2時より
ところ:砺波市美術館 2階市民アトリエ
講 師:木村宣彰先生(鈴木大拙館館長)
主催 COSMOS書会
後援 常福寺、北方心泉顕彰会、砺波市教育委員会、北日本新聞社、富山県書道連盟、となみ衛星通信テレビ