第17回至高の精神展「心えがく光」髙島圭史

期間:2016年1月30日 ~ 2016年2月28日
場所:砺波市美術館 2階市民ギャラリー
時間:午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで)
至高の精神展では、地方において従来の価値にとらわれない、旺盛な活動を展開する作家を取り上げ同時代の美術が持つ多様な状況の紹介を行います。第17回目として、高岡市在住の日本画家髙島圭史(たかしま けいし1976〜)の作品展です(観覧無料)。

主催 公益財団法人砺波市花と緑と文化の財団・砺波市美術館/北日本新聞社

後援 富山大学芸術文化学部/北日本放送/富山テレビ放送/チューリップテレビ/となみ衛星通信テレビ/エフエムとなみ/となみ芸術文化友の会

 至高の精神展 IN SPIRITU ALTISSIMO(イン・スピルツ・アルティシモ)は、多様な展開を見せる現代美術の分野で活躍している作家を紹介する展覧会です。第17回目となる今回は、高岡市在住の日本画家 髙島圭史(たかしま けいし)の作品を紹介します。
 髙島氏は、1976年兵庫県西宮市に生まれます。日本画家であった祖父の影響もあり幼少期から絵画に親しみながら過ごします。1997年に東京藝術大学美術学部絵画科日本画専攻に入学し作品制作に励みます。2001年には、再興第86回院展に出品初入選し以降は院展を中心に発表を行います。また、創作活動と並行して大学院博士課程の在学中には、「国宝 源氏物語絵巻」現状模写制作をとおして平安時代の絵画研究を行いました。
 2009年に富山大学芸術文化学部に専任講師として着任し高岡市に居を移します。大学で教鞭を執りながら制作活動に邁進し2012年の再興第97回院展において日本美術院賞(大観賞)、天心記念茨城賞を受賞し、特待に推挙され一躍注目を集めました。2014年からは准教授として後進の指導にも力を注いでいます。髙島氏の創作は、古代錦で彩色された光り輝く優美な女性像を追求している「きいろいひと」の連作と自身の周辺から美しい事象の断片を拾い上げて想像力豊かに画面に織り込んだ作品の二本柱で制作を行い表現の可能性を拡げています。彼の静謐で繊細な作風は、見る人を追憶の旅へと誘います。
 今回の展覧会は、近作を中心に新作を加えて会場構成を行い、髙島圭史の世界を紹介します。



関連催し 
アーティストトーク〈参加無料〉
日時:2月6日(土)午後2時より
会場:2階市民ギャラリー
講師:髙島圭史さん(日本画家・出品作家)
関連催し
公開制作〈観覧無料〉
日時:2月20日(土)午前10時〜午後3時
会場:2階市民アトリエ
講師:髙島圭史さん(日本画家・出品作家)


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