砺波市庄川町出身の日本画家・齋藤清策(1920~2009)は、パラオ群島出征からシベリア抑留を経験した後の昭和22年(1947)に帰郷し、自宅に画室を構え、家業の傍ら日本画制作を開始しました。
昭和29年(1954)に日展初入選し、以後同展を中心に亡くなる平成21年までの半世紀以上にわたり、日本の自然風景を描き続けました。
70代を過ぎた平成3年にはじまる、日展連続特選より、豪華絢爛な花鳥諷詠の表現が高く評価されましたが、長年県内各所で日本画の実習講師として後進の育成にあたり、庄川美術館においても20年、ご指導いただきました。
齋藤清策没後13年に際し、本展では齋藤清策の業績を示した日本画と、師の一字を会の名前とした「策の会」所属作家の日本画とを集めた内容で、その業績を振り返ります。
【出品作家】
齋藤清策 森井信一、中島宏一、池部恵子、杉森律子、菊地仁美
入館料 一般・大学生 410円(330円)
65歳以上 330円
小中高生 210円(160円)
※障がい者および介助者1名無料
※( )内は20名以上の団体料金 |
休館日 4/5(火)、4/12(火)、4/19(火) |