2012となみチューリップフェア特別展 開館15周年記念
梅原龍三郎 花と名峰
2012年4月14日(土)~6月3日(日)
砺波市美術館
昭和61年、97歳の天寿を全うした梅原龍三郎は、大正、昭和の近代日本美術史上に大きな足跡をのこし、東西両洋の美を融合して前人未到の画境を樹立した巨人です。明治21年に日本の伝統文化の中心地である京都に生まれ、浅井忠の薫育を受けて洋画を学んだ梅原は、歳若くしてフランスに渡り、晩年のルノワールに直接師事して、その豊潤華麗な画風を満身に受け継ぎました。
「梅原龍三郎 花と名峰」展は、梅原の代表作である花や山の連作をはじめ、その芸業が頂点をきわめたとされる北京時代、師ルノワールゆかりの作品、武者小路実篤、志賀直哉、柳宗悦ら白樺派や、岸田劉生や土田麦僊ら、同時代の画家との知られざる交友までも紹介し、希代の洋画家・梅原龍三郎を多角的に紹介します。会期中には、龍三郎令曾孫の嶋田華子さんの講演会「梅原龍三郎の生涯と芸術」や、NHKアナウンサーの中條誠子さんの講演会「美と出合う喜び 日曜美術館を担当して」ほかを開催します。
キャプション(山)=梅原龍三郎≪富士山図≫1945
キャプション(花)=梅原龍三郎≪チューリップ≫1976
関連催し
記念講演会「梅原龍三郎の生涯と芸術」
嶋田華子氏(梅原龍三郎令曾孫)
4月14日(土)午後2時より 2階市民アトリエにて
(聴講無料)
記念講演会「美と出合う喜び 日曜美術館を担当して」
中條誠子氏(NHK富山放送局アナウンサー・前日曜美術館司会者)
5月13日(日)午後2時より 2階市民ギャラリーにて
(聴講無料)
ギャラリートーク(担当学芸員による)
5月6日(日)、20日(日)、6月3日(日)
いずれも午後2時より 展示会場にて
(要観覧券)
観覧料 高校生以上1,000円/小・中学生300円/小学生未満無料
※20名以上の団体料金は100円引き、5月5日(こどもの日)は中学生以下無料、
チューリップフェア期間中は、チューリップフェアのチケットで観覧できます
また、梅原龍三郎展チケットで、チューリップフェアに入場できます
観覧時間 午前10時~午後6時(入館は閉館30分前まで)
休館日 月曜日(ただし4月30日(月・祝)は開館)
※4月25日(水)~5月6日(日)のチューリップフェア期間中は無休、
観覧時間は午前8時30分~午後5時30分
(土日祝日は午後6時30分まで延長)になります
砺波市美術館 〒939-1383 富山県砺波市高道145-1(砺波チューリップ公園内)
TEL.0763-32-1001 FAX.0763-32-6361
URL:
http://www.city.tonami.toyama.jp/shisetsu/bijyutu/bijyutsu.html