伝統文化シネマ上映会

期間:2012年6月17日 ~ 2012年6月18日
場所:出町子供歌舞伎曳山会館
時間:13:00~
当館では、平成24年4月から1年間、日本の伝統文化学習講座・伝統文化シネマ上映会として、伝統工芸、伝統芸能、民俗芸能の各ジャンルから、6回シリーズ計12本の記録映画を上映します。

伝統工芸作品では、物を作っていく過程での葛藤や試行錯誤の足取りだけではなく、人としての生き方をも見ることができます。伝統芸能・民俗芸能作品では、伝統に生きる人々の誇りと爆発するようなエネルギーを感じられるでしょう。

「知らないことを知る面白さ」が記録映画ならではの魅力です。
全ての作品は、公益財団法人ポーラ伝統文化振興財団により製作されたものです。

入場は無料で繰返し上映しますので、都合のよい時間に、お気軽にお越し下さい。

6月17、18日の上映は
「狂言師 三宅藤九郎」(伝統芸能・狂言)
「若衆たちの心意気‐烏山の山あげ祭り‐」(民俗芸能・栃木)
の2作品です。




狂言師 三宅藤九郎
 明治・大正・昭和を、一介の狂言師として生きた三宅藤九郎。兄の六世野村万蔵についで人間国宝との評価を得た。彼は、狂言が陽の当ることの少ない存在であった頃から、狂言を能から自立させ、格を主張させるために、ひたすら芸を磨き続けた。
 俗なる物真似からいでて、聖なる道化ぶりを演じる狂言師、三宅藤九郎の磨き上げられた芸の世界に迫る。
DVD 32分
若衆たちの心意気 烏山の山あげ祭り
 栃木県那須郡烏山町で、毎年七月に行われる山あげ祭りは、町の若者たちの情熱と果敢な行動力で支えられた雄大な祭りである。烏山八雲神社の祭神の訪れを、氏子がヤマを作って奉迎する信仰的なこの祭りは、400年の歴史を持つ。
 半年にわたる入念な祭りの準備から、熱気溢れる祭りの様相までを、いきいきと描く。
VHS 34分


地図を拡大する