城端線120年記念事業連続講座「城端線は何を変えたのか」の第1回目。
城端線の歴史には、さまざまなロマンが込められています。愛好家にも十分満足いただける“知られざる秘密”を紹介します。
講師:木本尚志氏(富山県呉西地区公共交通再生研究会員)
日本海側で初めて民間によって建設された城端線が、開通してから今年で120年。鉄道を見たこともなかったとなみ野の人々が、手を取り合って物流の大動脈を作り上げました。この開通が、地域にもたらした財産は、計り知れません。
節目の年を記念して、沿線の市民団体などが中心となり、城端線と歴史と地域の未来を考える連続講座を、開催することとなりました。
【パンフ・参加申込書はこちら ⇒
http://databank.tonamino.jp/johanasen120/120kouza.pamph.pdf 】
第2回「明治人は鉄路に憧れた」 7月23日(日)13:30~16:00 となみ散居村ミュージアム
講師:草卓人氏(鉄道史研究家)
廣瀬直樹氏(氷見市立博物館主任学芸員)
明治時代、物流の主役は、水運から鉄路に変わりました。地域を一変させた大転換はなぜ、どのように起きたのか、を解説します。
第3回「となみ野の産業革命」 8月12日(土)13:30~16:00 となみ散居村ミュージアム
講師:竹島慎二氏(富山近代史研究会長)
鉄道開通は、地域産業にも大きな影響を与えました。伝統産業から近代産業へと移り変わる、となみ野の発展を振り返ります。
第4回「人が動いた、地域が変わった」 9月16日(土)13:30~16:00 福野文化創造センター・ヘリオス
講師:西野正夫氏(砺波散村地域研究所所員)ほか
鉄道開通で地域が大きく発展しました。しかし今後は、急速な人口減少が予想されます。となみ野の過去と未来の姿を考えます。
第5回バスハイク「城端線をもっと知ろう」
10月15日(日) となみ散居村ミュージアム発着(1日)
第1~4回の講座で学んだ城端線、旧加越線の歴史と現在を、実際に見て回ります。新たな発見がたくさんあるはず。楽しく城端線を学びましょう。
第6回シンポジウム「どこへ行くとなみ野」 11月12日(日)13:30~16:00 となみ散居村ミュージアム
講座を振り返り、城端線によって、となみ野はどう変わったか、今後のとなみ野の姿をどのように描いてくか、について意見を交わします。
「120年記念シンポ」を12月10日(日)、じょうはな座で開催予定です。